昨日の続き、ヴィジュアル系ってなに?についての感想

昨日は、書いてる人の世代が違うと出発点となるモノが違うのが
面白いと書いてみたんですが。
今日は、また違うことを。


ヴィジュアル系ってのは、大体見た目を主に指してると思うので、
音楽のジャンルは違ってますよね。というか、違ってますよね?
今のを知らないからちょっと不安だけど(笑)、
パンクからメタル、ポップなのまでいろいろあるから
音楽について語るのが難しいジャンルと思うわけです。


でも、ヴィジュアル系を語るときって、大体「音楽について語ってる」ことが多くありませんか?
ヴィジュアル面よりも多いんじゃないかと思うのです。
で、勝手に思ってることだけど、ヴィジュアル系が好きな人というのは、
結局そのヴィジュアル面について、「いや、ちがうの、見た目はああだけど音楽は違うのー」と
なんだろ、周囲に向かって言い訳じゃないけど、
見た目はあんなでごめんなさい、みたいな、後ろめたい部分を持ってると思うのです(笑)。
だからこそ音楽的な起源を語るんじゃないか、そう思ってるんです。
そんなことないよって方もいらっしゃるだろうけど。極端だけど。


なんで私が、見た目があんなですいません〜なんて思ってるかというと、
それはミュージシャンのインタビュー等で、
そういう風に本人も思ってるんじゃないか?と思わせるようなことを
なんども読んできたからだと思うんですね。
あ、何度も言いますけど、最近のシーンを知らないので、
これはもう10年ぐらい前の話です(苦笑)。


たとえば、
眉毛を書くかかないでもめた、
カツラをかぶるのがイヤだった、
売れるまでは戦略的にやってた、
演奏が下手で、アルバムではメンバーが演奏してない、
ファンイベントで、ファンとポッキーの両端を咥えさせられた、
(↑上記は全部別のバンドのインタビューで読んだことです)
なんてことを読んでるとね、あぁやっぱり見た目は大事なんだな、
そういう業界というかシステムなんだなぁ、とかさ、切なくなるわけですよ。
っていうかぶっちゃけ見た目が大事なんだ、うん、もうそう思うことにしました。
そう思ってももう傷つきません(苦笑)!
上記のインタビュー読んでたときに、ピュアなハートはすり減りました。


もし自分に世界征服が出来た暁にはここら辺是正してやろうと思ってるけど(笑)。


でも、この辺りの葛藤って、今のシーンはどうなんだろう。
中学生とかで雑誌を読み始めた時の表紙が、髪が黒くて長髪パーマなバンドだった世代と、
キレイな人が載ってた世代だと、そもそも意識が違うんだろうなと、
たまにスカパーとかでPV見ると思うことがあります。


で、そろそろだよね、
お父さんお母さんがジャパメタ世代、あるいはBUCK-TICK世代な
ミュージシャンがデビューしてくるのって。
そいういう子たちの作る日本のロックシーンってどうなるんだろ、とわくわくしませんか?
今は歌謡曲世代の子供達がやってると思うのだけど、
これから出てくる、赤ちゃんの時からヴィジュアル系見てるぜ!な人が
ここをどう昇華してってくれるんだろ?楽しみです。
だって、ヴィジュアル系ってのも、そろそろ登場して15年ぐらいたつし、
そろそろ次のステージにいってもいいと思うんですよね・・・。


あ、なんだか久々に長いの書いた。
しかし、ぶっちゃけ、音楽なんて、クるか来ないかなんですよ。
もう自分がいいと思えばどんなのだっていいんすよ!
二つに一つ ユーアユーアイビリーブミーっすよ(笑)!
もうそんな境地です、最近は(苦笑)。